ティンガティンガ絵画は、1960
年代後半にE.S.ティンガティンガ(1932-1972)によって始められ、ほぼ血縁関係にある(マクワ族)
数十人を中心に多くの弟子によって受け継がれてきました。アフリカ大自然で生きる動物や鳥、人々の生活風景などが鮮やかな色彩でコミカルに描かれており、美術界から注目されています。
今回の企画展では、ジャファリー.R.A(1960-2008)とM.W.チャリンダ(1947-2021)の作品を紹介します。
ジャファリー.R.Aの絵画は、アフリカ大地に生きる動物・鳥たちが躍動しているかのように色鮮やかに描かれているのが特徴です。
M.W.チャリンダは、動物たちだけではなく村の伝統的な生活風景や民話をコミカルにそして物語性豊かに描くのが特徴です。
ティンガティンガ絵画界が生んだ二つの才能溢れるアーティスト、ジャファリーとチャリンダ。彼らの手によって描かれたティンガティンガ絵画を通じてアフリカの自然、文化を感じることができます。