シェタニの語源は「サタン」(悪魔)で、その昔、タンザニアとモザンビークの海岸に住む人々にアラブの貿易商たちが伝えたものです。マコンデ族ではシェタニを通常の動物とは考えられない生物、あるいは精霊にあてはめています。シェタニは、気まぐれに人を助けたり、困らせたりする伝説上の妖精で、人間、動物、怪物と好きなように姿を変えるとされています。
マコンデ彫刻家の中に数多くのシェタニ作家が誕生し、民族的伝説や夢に出てくる出来事、希望などを自由に作品に取り入れています。
ヤコボ マリサ作
Yakobo Marisa
フェリックス マリー作
Felix Malyi
クリスチャン マタングゥオ作
Crischan Madanguo
作者不詳
Artist Unknown